フリーランスエンジニアが後悔しないために考えるべき案件選びの6つの軸

フリーランスとして案件に参画するにあたって、皆さんは何に基づいて意思決定をされる考えるでしょうか。抽象的な回答だと、多くの方が「より良い」案件を探すためにエージェントや知人紹介を活用されています。実際はより良い案件=高単価案件と回答される方が多いのですが、他にも様々な意思決定のための軸を持って参画先を決められるケースがあります。

世のフリーランスエンジニアがどんな意思決定をしているのか、今回の記事ではAPPSTARSででの事例を交えながら、ご紹介していきます。

この記事はフリーランスエンジニア・WEBデザイナー向けの案件・求人紹介サービス「APPSTARSフリーランス」がお届けしています。

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案件選びで後悔しないために考えるべき軸

①高単価であること

フリーランスになられる方の多くが、より高い報酬を得るために会社員から独立をします。もちろん、高単価を求められる人が多いのは独立直後だけではありません。参画した案件が終了するタイミングで、次に参画する案件でもさらに高単価の案件を探される人が多いです。

会社員のように生活が保証されていませんし、プロフェッショナルとして必要とされているスキルをお持ちの方であればそれに見合った報酬を受け取るのも当然だと思います。

高単価案件を獲得していくために必要なのは、希少価値の高いスキルを持っているかどうか、と信頼に値する実績を持っているか、です。 希少価値の高さとは比較的新しい言語を使った開発経験があるかどうか、信頼に値する実績は技術選定など技術への理解が深かったり有名なサービスや企業での開発経験があるか、です。

これらの条件が揃うと、企業側から引く手数多になりすぐに参画が決まるばかりか、参画後に条件交渉をしてさらに報酬をあげることも可能性が出てきます。

 

②働き方がマッチしていること

昨今はフレックス制を導入している企業も増えてきていますが、就業時間はフリーランスでも案件先の正社員に準ずることが多いです。例えば、9時〜18時という企業だと朝が苦手な方や通勤で満員電車を避けたい方にとってはマッチしない案件となる可能性もあります。

案件の基本情報として与えられる就業時間でも、フリーランスは適用外となるケースもあるのでエントリーする前にエージェントに確認してみましょう。時間に対して柔軟かどうか、で入ってからの会社の雰囲気の一端を知ることができるかもしれません。

 

③業務内容とスキルがマッチしていること

スキルがアンマッチとなるケースは大きく分けて2つあります。まずは、そもそも現場で求められるスキルの期待値が高いケース。こちらは、面談時に企業側が正しい期待値を伝えていない場合や、人材不足を少しでも補うために多少のキャッチアップを期待してレベルが満たないと感じつつも参画オファーがでる場合があります。期待値の乖離が最初はストレスの原因になりますが、企業側がキャッチアップに時間がかかることを前提にしているので数日〜数週間をオンボーディング期間として活用できれば、結果的にスキルアップのできる案件になるというケースです。

もう一つは、スタートアップで稀に起こるのですが面談担当者と現場で関わる人が別の場合で、面談時に聞いていた役割から逸脱するような仕事を依頼されるケースです。パフォーマンスの発揮が難しい状況だと思うので、エージェントに言って業務内容や領域を是正してもらうか、よりマッチする案件にシフトする方がいいでしょう。

 

④案件企業の文化とマッチしていること

当たり前ですが、企業にはそれぞれの文化があります。コミュニケーションは活発化、雑談を推奨されているのか、黙々と作業をするのか、ランチは同僚といくのか、上司と部下の関係性はどうか、など文化を構成している事象はたくさんあると思います。フリーランスという立場で案件に参画した時に、マストではないですが、企業に溶け込むことができると仕事を進めやすくなります。

事前の面談で全部把握することはできないと思いますが、「どのような文化ですか?」というオープンな質問に加えて、自身が働きやすいと感じる環境の要素を満たしているのか、も聞くようにしましょう。 Googleが提唱している「心理的安全性」のある環境であればあるほどいいパフォーマンスが発揮できる可能性が高まりますし、参画終了後にも人間関係が続くことも出てきます。

 

⑤通勤負荷が少ないこと

自宅からの通勤でラッシュを避けたい、もしくはあまり長時間の移動をしたくない、と考える人は少なくありません。案件の優先順位の上位にエリア要件を含むと紹介を受ける案件が少なくなる可能性が高まってしまいますが、移動時間を含めた拘束時間と考えるとなかなか譲れない、という方も多くいらっしゃるようです。

 

⑥案件の期間

フリーランスエンジニア向け案件は、プロダクトのフェーズによって求められる期間が異なります。最短1ヶ月だけのものもあれば、数年に渡り同じプロジェクトで活躍し続けられる方もいらっしゃいます。

初回の契約期間で、長期を想定しているかスポットの案件かが分かるので、参画の意思決定をする前に次の案件を探す必要性も合わせて考えておくとある程度の心構えを持って働くことができます。

 

まとめ

案件選びの時に、フリーランスの方が軸としてあげられる主な理由を並べてみました。全ての軸にマッチしている案件があればもちろんベストですが、どこかで優先順位をつけて納得させる必要が出てくるケースもあると思います。

選択肢を持ってから軸について考えるのではなく、「事前に自分がどのような案件を望むのか」を明確にしておくことで仕事の進め方やキャリアから見据えた案件選びができるようになっていきます。

案件選びに迷ったことのある方は是非APPSTARSにご相談ください。案件の傾向も含めて、より納得いただける選択ができるようにサポートさせていただきます。